繊維·服飾産業に基づいて近代都市へと成長した大邱地域の特性を活かし、我々の生活に重要な部分を占める服飾の歴史を、古代から近代に至るまで様々な遺物と資料を通じて説明するための展示室である。糸、織物、色彩、服という4つのキーワードを通じて、糸が作られ織物ができ服へと変化していく過程と、韓国の伝統的な色彩やデザインを通じて、韓国の服飾における美を窺うことができる。
韓国で閨房というと、女性の生活空間を指す。七友とは、女性が友人のように常に身の回りに置き、使用していた七種類の針仕事の道具を指す。布を裁断し、縫い、刺繍を施す仕事は、シンプルな作業に見えるが、長年の経験と職人技が必要である。単なる服を作る作業場ではなく、昔の女性の暮らしと服飾文化が誕生した場所、昔から女性から女性へと受け継がれてきた空間、それが閨房である。